居酒屋チェーン店の展開で有名なワタミがサンドイッチチェーンのSUBWAYのフランチャイズチェーン店展開を始めることを発表しました。しかも、米SUBWAYの日本法人を買収することを合わせて発表しています。買収に伴う支出額は非公表です。報道によれば、商業施設や駅前での出店を加速するとしています。
マスターフランチャイズと呼ばれる契約形態で契約期間は10年間、日本ではワタミが独占的に店舗を展開することができます。
SUBWAYは生野菜をいっぱい摂ることができるサンドイッチが看板メニューで、パンの種類、野菜の量、トッピング(有料・無料)、ドレッシングを自由にカスタマイズできることが特徴です。しかし、お店を使い慣れていないと注文するときに戸惑ってしまうことが最大の難点で日本人にとってはハードルが高い点がありました。
私自身は手軽に野菜をたくさんとれることから、そこまでお腹が空いていないときのランチに利用することがときどきあります。
もしも、モバイルオーダーに対応して、席についてからゆっくりと何を食べるかを選ぶことが出来るようになれば欠点はかなり解消するのではないかと思っていたのですが、少なくとも私が利用している店舗ではデジタル化は遅れていました。
SUBWAYは1991年にサントリーホールディングスが日本SUBWAYを設立、ピークの2014年には500店近くまでの拡大をしました。2016年にサントリーのフランチャイズ契約が終了し、SUBWAYの持ち株会社に株式を売却、その後は米SUBWAYが直接運営していました。その後のコロナショックを通じて急速に店舗数が減少して、現在は178店舗となっています。
ワタミが運営することによって、まずは店舗のデジタル化などを通じて改善されていけば良いと思っています。
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