Windows11を24H2にアップデートしたところ、SmartAudioから「A conexant audio device could not be found. The application will not exit.」というエラーメッセージがパソコンを起動するたびに出力されるようになりました。
タスクバーの右下を見ると、スピーカーの絵のところに「×」が付いていて、音を出すことができません。
今回、アップデート後のWindowsの情報はこちらの通りです。
Windowsでデバイスマネージャーを起動してみました。(タスクバーの虫眼鏡アイコンと検索と書かれているところに、デバイスマネージャーと記入し検索すると下記の画面が出ます)
見事に「Intel High Definition Audio」というデバイスにビックリマークが付いています。Wikipediaで調べてみると、下記のように解説されています。
High Definition Audio(ハイディフィニション オーディオ)はAudio Codec 97 (AC ’97) の後継規格としてインテルが2004年1月に提唱したサウンドインターフェースの標準規格である。
このサウンドインターフェース自体、20年前の古い規格のようですが、まだまだ現役です。このインタフェースでサウンドをやりとりするためのドライバがうまくインストールできていないということなのでしょう。
この企画に準拠しているアナログコーディックチップを作っている主な会社は下記の通りです。
- Analog Devices
- Realtek Semiconductor
- IDT (元 SigmaTel)
- VIA Technologies
- コネクサント
今回はエラーメッセージから判断するとコネクスタント(conexant)のドライバがうまく動作していないということなのでしょう。
デバイスマネージャーでビックリマークが付いていた「Intel High Definition Audio」のところで右クリックをして、ドライバを更新してみました。すると、下記のダイアログがでて、うまく更新が行われている様子です。
さらにしばらくすると、下記の通り、ドライバの更新が正常に終わりました。「Conexant ISST Audio」というドライバが適用されています。
タスクバーのスピーカーのアイコンも「×」が消えました。
デバイスマネージャーでもしっかりとドライバが組み込まれていることが判ります。
このあと、指示に従い、Windowsを再起動して、無事に音が出ることを確認して問題は解決しました。
コメント