楽天証券のログイン後、トップページにあるお知らせを見ていたところ、「アメリカ大統領選挙の投開票等に伴う相場変動に関するご注意」という、少し怖いタイトルの注意勧告がありました。
11月5日から6日にかけてアメリカ大統領選挙の投開票が行われて、さらには11月7日(日本時間8日)にはFOMC政策金利の発表が予定されています。
民主党のハリス氏、共和党のトランプ氏はそれぞれが全く違う政策をあげているので、どちらの候補が勝つかによって、経済に大きな影響があります。例えば、ハリス氏は富裕層への増税や高所得者への金融所得課税強化、法人増税をあげています。これにより、米国の財政は健全化できる可能性があるものの消費は冷え込む可能性があります。トランプ氏は所得税減税、国内生産ならば法人税減税などをあげているので、財政悪化やインフレの再燃が懸念されます。
現時点ではトランプ氏有利の報道もありますが、まだまだどうなるか分かりません。
選挙の結果やアメリカの金融政策の方向性次第で株式や為替相場の変動が大きくなる可能性があります。市場の動向によっては保有資産が大きく損なわれる危険性があります。自身の保有している商品の値動きには十分に注意するように呼びかけています。
しかし、「注意」と言われても、現物取引を主としている時に相場が大きく乱高下している時に資産を売却したりするのは逆に危険な感じもします。「注意」した上でいったいどう行動したら良いのか、よく分からない注意勧告ではありました。
ただ、信用取引、先物取引、FX、CFD、オプション取引をしている場合には、余力や建玉、保証金及び証拠金の管理に十分注意して取引をするように呼びかけています。
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