クリスマスの約束2024を見たあと、この年末年始休暇中に古い作品を見たくなり、動画配信サービスのU-NEXTに入ってみました。そして、公開されているクリスマスの約束を古いものから順番に見ています。今回見ているのはクリスマスの約束2002です。
最初に手紙を書く小田和正さんの姿が映し出されました。ナレーションは斉藤由貴さんです。
手紙の相手は山下達郎さん、「クリスマスイブを一緒に歌いませんか」とお願いします。そして山下達郎さんから手紙の返事が来ます。オフコースカンパニーがあったのと同じビルに山下達郎さんの所属事務所もあったそうです。そんな返事が紹介されながらコンサート会場での小田和正さんのMCに移りましたが、「結論から言ってしまいます。誰も来ません」と発表して会場がざわついていました。今回は小田和正さんの単独ライブになるようです。
一曲目 この日のこと
MC
去年のクリスマスの約束はアーチストに出した7つの手紙に反響があった。各アーチストに負担をかけてしまったようだったので、今年は誰にも手紙を書かなかった。結論から言ってしまいます。誰も来ません
二曲目 クリスマスイブ
1979年、オフコースが本格的に活動をしているときに少し過激な歌詞の曲を発売した。「なだらかな明日への坂道を駆け上っていきなり君を抱きしめよう」。真面目なオフコースファンの皆さんから、「いやらしい オフコースらしくない」といった反響があった。僕もあの頃は若気の至りで「オフコースらしさってなんだ、決めるのは俺だ」などと考えて、その次の曲はもっと過激な歌詞にした。
「君を抱いていいの 好きになってもいいの」で反撃。ということで、「愛を止めないで」が演奏されました。
三曲目 愛を止めないで
「忌野清志郎からあの曲が好きだという葉書が来た」というMCのあと、「僕のおくりもの」が演奏されます。
四曲目 僕のおくりもの
練習しているうちに、俺が歌わなくてもいいかとやめちゃった曲があったという紹介がありました。チャゲ&アスカの曲を考えていたようです。調べてみると、会場では「太陽と埃の中で」が演奏されましたがオンエアはされませんでした。
「もう一曲、自分の技量が追いつかなかったのでやめちゃおうと思った曲があったのだけど歌います。」というMCにつづいて、椎名林檎さんのギブスが演奏されます。
五曲目 ギブス
「男には絶対に書けないような詩です。地上の星もいい曲だがこれは彼女が紅白で歌うことになっているので、こちらを歌います。」ということで中島みゆきさんの化粧です。
六曲目 化粧
オンエアでは連続して、風に吹かれてになりました。
七曲目 風に吹かれて
僕の通っていた高校の近くに素敵なレストランがあった。冬場はグランウドに霜柱が立ってしまってグチャグチャになってしまうので野球の練習ができなくなって、そのレストランの前を通って外人墓地の方まで走ったものですけど、ユーミンがそのレストランをモチーフにして曲を書いた。自分の知っている場所が映画に出てきたような印象だった。俺の縄張りを汚された、あの人、八王子でしょ、八王子をバカにしているわけではないのですが。ということで、ドルフィンをテーマにして荒井由美さんが作った海を見ていた午後が演奏されました。
八曲目 海を見ていた午後
「港の見える丘公園という不思議な名前の公園があるが、この公園を舞台に曲を書いた。ユーミンが曲を書いていなかったら、この曲を書かなかったと思う。」という紹介とともに、秋の気配です。秋の気配が港の見える丘公園が舞台になっていたということは知りませんでした。
九曲目 秋の気配
本当は来てもらってその人達と歌いたかったのだけど、誰も来なかったので今回は色々な曲を歌った。なかなか人の曲を覚えられないその悪戦苦闘の様子をビデオでまとめたという紹介とともにスタジオなどにおける練習風景がビデオで紹介されました。
悪戦苦闘の様子
- アイラブユー
- 恋の予感
- チェリー
- Everything
- クロスロード
- 長い間
- 小さな恋のうた
- 元気を出して
- ガッツだぜ
- いとしのエリー
- 神田川
- 心の旅
- 贈る言葉
- SOMEDAY
- 夏色
- どんなときも
- First Love
十曲目 First Love
自己ベストが売れた、いや買っていただいたと言いましたが、そのときものすごいテレビスポットが流れたという紹介とともに当時のCM映像が流されました。キラキラのプロモーションビデオを撮影するときに撮られたのではないかと思いますが、かなりファンキーなCMです。
十一曲目 小さな恋のうた
今でも僕の彼のイメージはこの曲です。吉田拓郎の曲をやりたいと思います。という紹介とともに、吉田拓郎さんの今日までそして明日からです。
十二曲目 今日までそして明日から
この曲はみんなの中では一等賞をとったイメージがあるでしょうけど、実は二等賞どまりでした。武田鉄矢に会った時に、「おまえ一等賞取っている時に二等賞や三等賞を取っていた曲を覚えているか?」と聞いたら覚えていなかったなんてこともあったという紹介とともに、オフコースのさよならが演奏されました。私も、さよならはとてもヒットしたので一等賞を取ったものだと思っていました。
十三曲目 さよなら
去年の放送が終わったあとに一通の手紙をもらった。この手紙を本人の許可をもらって読み上げます。そのアーチストは、他局でドキュメンタリー特番の放送が予定されていたこと、TBSへの不信感、チャリティでなかったとすると意味が見いだせなかったことで出演を断ったと経緯を説明していました。この手紙はMr.Childrenの桜井和寿さんからの手紙でした。
十四曲目 HERO
僕はやっぱりオフコースというのは5人でオフコースだったと今でも思う。5人で最後のシングルになった歌をやりますけど、5人で最後のステージ、武道館で最後に会場で流されたとき観客の皆さんの大合唱が始まった。スタッフが突然呼びに来て聞いていたのだけど、僕らはこんなに愛されていたんだととても感動したという紹介がありました。確かに客出しの音楽でYES -YES-YESが流れた時に観客の大合唱が起こった時の光景は感動的でした。
十一曲目 YES-YES-YES
十二曲目 ラブストーリーは突然に
十三曲目 伝えたいことがあるんだ
どうもありがとう。ようやく緊張が解けてきました。それでは次の歌ですけど、去年のクリスマスの約束でみんなの歌を研究させてもらえなかったらこの曲はできなかったと思う。(チリンと後ろの方で音を鳴らしてしまったので、次の曲がバレてしまう)
十四曲目 キラキラ
キラキラの演奏が終わった後、「みんな長い間拍手しろって言われたの? こんなに長い拍手をもらったのはとても嬉しい。こんなジジイになって今年もご褒美をもらえました。他のアーチストの皆さんに尊敬を込めて今までライブをやってきました。おふくろに買ってもらったはじめてのギターで最後の曲をやる」というMCに続き、woh wohが演奏されます。
十五曲目 woh woh
もしも来年こういう機会があったら、いろんなアーチストを呼んで楽しくやりたい
十六曲目 Yes-No
どうもありがとう。
斉藤由貴さんのナレーション
小田和正さんの終わったあとのインタビュー
途中で気が遠くなってきた。酸欠みたいになってきていた。途中でガソリンが切れていた。歳のせいもあるな。間違え方がとっても変な間違え方をする。目も見えないし。戦いだよ。外から見ても分からないだろうけど。と小田和正さんがインタビューに答えていました。
小田和正さんもこの放送をしたときには、まさか2024年まで続く長寿番組になるとは思っていなかったのではないかと思います。
【関連記事】
- クリスマスの約束2002
- クリスマスの約束2004
- クリスマスの約束2005
- クリスマスの約束2006
- 小田和正58歳を歌う
- クリスマスの約束2007
- クリスマスの約束2008
- クリスマスの約束2009
- クリスマスの約束2010
- クリスマスの約束2011
- クリスマスの約束2012
- クリスマスの約束2014
- クリスマスの約束2016
- クリスマスの約束2018
- 風のように歌が流れていた
- 小田和正 tour 2018〜19 encore!!encore!!
- クリスマスの約束2021
- オフコース1982・6・30武道館コンサート
- クリスマスの約束2023
- クリスマスの約束2024
コメント