無料で乗ることができる中央線グリーン車の影響で電車の遅れが増大

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金曜日の夜9時半頃、東京駅から中央線に乗るためにホームまで行ってみると、ホームがたくさんのお客さんで溢れかえっていました。この光景を見るまでは、「はじめてグリーン車を試してみようかな?」などと呑気に考えいたのですが、この現実ではグリーン車は大混乱になることが見えていたので、この夢はたたき潰されました。(2025年3月まではお試しで中央線のグリーン車は無料で乗ることができます)

駅の案内アナウンスによると、別の駅でドア点検があったようで電車のダイヤが乱れているようです。

かなり待っていると神田方面から東京駅へ折り返しの電車(快速豊田行)が到着、この編成は10両でまだグリーン車が増結されていないタイプでした。お客さんが電車に乗り込むと直ぐに電車は発車しました。

前の列車はずいぶん先にいるだろうから運転時間の回復をするために、かなり急いで運転するのだろうと思っていたのですが、四ツ谷駅に着く前から様子がおかしくなってきました。車内アナウンスによると、「前を走る電車が2階建て車両の影響で乗降に時間がかかり追いついたので、この電車は速度を落として運転しています」ということでした。

2階建て車両というのはグリーン車のことです。グリーン車は車両の両端にしか乗降用のドアがないので、車両が混み合うと奥の方にいるお客さんは乗り降りがしにくくなります。従って、必然的に駅の停車時間に時間がかかり、さらに遅延が増大するという悪循環に陥ります。

三鷹駅に着いたときにも、後ろから来る通勤快速のグリーン車は大変混雑しているので利用しないように車内アナウンスで呼びかけていました。

中央線の快速電車にグリーン車を増結したこと、また無料キャンペーンを実施したこと自体、本当に必要だったのでしょうか。12 両編成にするならば、グリーン車ではなく普通の車両を2両増結してくれた方がよっぽど嬉しかったです。

他にも中央線グリーン車ではこのようなトラブルもありました。

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