分配金や配当金の受け取りと配当管理ソフト

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 若いうちは老後資金を使うまで時間的に数十年の猶予があるので、S&P500やオルカンなどのインデックス投資を活用してお金を増やす、いわゆるキャピタルゲインを狙って、一方で定年が近づいてきたら、下記のいずれかの方法で老後資金を確保するという方法が、Youtube動画で紹介されていました。

  • S&P500やオルカンはそのままにして、3%など定率でお金を取り崩していく
  • 配当金が多くもらえる高配当株や分配金が多くもらえるファンド(投資信託・ETF)に比重を移していき、インカムゲインを狙う

 一つ目の定率取り崩しを行ったとしても、取り崩す率よりも高い利回りで運用出来ていれば元本は減らないという理屈は判るのですが、どうしても株価には山谷がありますし、元本が目減りしてしまうような気分もしてしまうので落ち着かない感じがします。

 とすると、二つ目の配当金や分配金を貰う方法であれば、気分的には楽な感じもします。(不景気で企業の業績が落ちて無配に転落するなどのリスクは覚悟しなければいけませんが)

 今年は、楽天から米国のSCHD(Schwab US Dividend Equity ETF)に投資できる楽天・高配当株式・米国ファンド四半期決算型)が発売されたことで、とても注目されました。SBIも黙って見ているわけにはいかず、同じくSCHDに投資できる「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」を12月20日から設定・運用を開始することが発表されています。受付初日だけでも150.2億円の申し込みがあったことがリリースされていますので、こちらも大注目です。楽天SCHDよりも手数料率が低いことで更に注目されている面があります。

 私自身はあまり口座を増やしたくないので、ネット証券は楽天証券一本で運用を続けています。従って、投資信託では楽天SCHD、米国ETFではVYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)、日本株ではNF日経高配当50ETF、米国の生債券を徐々に買い増しています。

 これらの投資信託やETFを少しずつ購入することで、1年間の配当金がどのくらいになっているのかを管理するのには、その名も「配当管理」というiPhoneのアプリを使用しています。

月別に配当金がどのくらい貰えるかもグラフで表示できるので、高配当銘柄で蓄えていくことのモチベーションのアップにもつながる良いソフトだと思います。他のアプリでは米国の生債券を登録できるものを見つけられなかったのですが、このアプリはMY銘柄として登録できました。

配当管理

証券会社との自動連係機能はありませんが、逆にセキュリティ面のことを考えると、自分で数量などを手入力した方が安心な面もあります。一部、有料の機能もありますが基本機能は無料で使うことができます。

楽天証券であればiSpeedに同様の機能を付けてもらえると、セキュリティ面でも安心ですし、手間要らずになるので本当は嬉しいです。

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