時代も変わってきたことを感じたので「年賀状じまい」を実施

 毎年、100枚前後の年賀状のやりとりをしていたのですが、3年ほど前から少しずつ年賀状じまいをする人が出てきました。確かにSNSやメールなどで簡単に連絡を取り合える状況になっているのに、年始に限って年賀状で挨拶をするのも時代の変化に取り残されている感じもします。とはいえ、滅多に連絡を取り合わない人に対して、年賀状を前にして相手のことを考えて、どんな一言を入れるかを考えるのも年に一度の恒例行事としては価値あることだとは思います。そんな、時代の変遷と情緒のようなものを天秤にかけて今までは年賀状を続けてきたのですが、受け取る方にとっても手間をおかけしてしまっている面は否めないので、2025年1月をもって年賀状じまいをすることを11月に決意しました。

 とはいっても年賀状じまいをすることを相手に伝える方法は何かと気をつかいます。ある人だけやめるのではなく、一気に年賀状を出すことをやめる方が失礼がないかと思います。こちらからは何も告げずに年賀状を送ること自体をやめていつのまにか自然消滅を狙っていく方法もありますが、相手の方が「出し忘れているだけかな?」と気を使い、毎年送付いただくようなことになると、これもまた迷惑をかけてしまいます。ということで、今回は相手に年賀状じまいをすることを連絡することにしました。

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年賀状じまいすることを伝える方法

 年賀状じまいを相手に伝える方法として考えられるのは2案、一つは11月のうちに年賀状じまいをすることを伝えて、相手にも年賀状をこちらに出さないようにお知らせする方法、二つ目は年賀状の中に翌年以降は年賀状を控えることを記載する方法の二つです。

 11月のうちに年賀状じまいをすることを伝える方法は、相手に新たな負担をかけなくて済むものの、何となく受け取った方にとっても呆気ない感じがするのではないかと思い、今回は二つ目の、年賀状に年賀状じまいをすることを書き添える方式にしました。また、年賀状には出来るだけ時間をかけて、近況などの一言を添えるようにしました。

 さらに、年賀状にはこれ以降に連絡を取り合う際のメールアドレス、携帯電話番号、LINEに友達追加するための二次元バーコードを記載しました。多分、LINEの友達追加をする人は少ないのではないかと思います。(私も年賀状じまいのハガキにLINEの友達追加のバーコードがあったとしても、遠慮のような気持が先立ち追加しないと思うので)

喪中をいただいた方には

 喪中の連絡をいただいた方には、年賀状で年賀状じまいをすることを伝えることができません。そこで、別に寒中見舞いのハガキを作って、成人式を過ぎたくらいで投函しようと思っています。もちろん、この寒中見舞いのハガキには年賀状じまいをすることと、連絡を取り合う際の手段を記載するようにします。

年賀状を出している人の割合

 調べてみると、年賀状を送らなくなった人の割合はJOB総研の調べで50代でも約半数以上、年賀状を送らない企業の割合についても帝国データバンクの調べで約半数にのぼっています。半数を超えてきたということは、これからも加速度的に年賀状のやりとりをする人の数は減少するものと考えられます。

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