すかいらーくのテーブル決済で食い逃げに間違われる心配はないか実験

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すかいらーくの店舗(ガスト、バーミヤン、ジョナサンなど2100店舗)でテーブル決済の導入が12月10日から本格化しています。2023年8月からはPayPayで運用を開始、2024年からはd払い、楽天Pay、メルペイの運用を開始していましたが、今回、すかいらーくアプリでの決済を通してクレジットカードが使えるようになりました。

注文をしたときに使ったテーブル上のタブレット端末を使って、帰るときにはそのまま決済の端末として使えるシステムです。顧客の視点で考えると帰るときにレジで並ぶ必要がありませんし、急いで決済をしないといけないと急かされるようなこともありません。お店側から見ると店員さんが会計で時間を拘束されなくなるメリットがあります。

テーブルで決済をしても特に「会計済み」を証明できるものが発行されるわけではありません。店員さんや他のお客さんから見ると、食い逃げをしているように見えるのではないかと何だか心配です。

今回、調布市のバーミヤン深大寺店で話題になっていた半額クーポン券を使って食事をした後、実際にテーブル決済を使ってみました。

利用できる決済サービスは下記の通りでした。

  • PayPay
  • d払い
  • メルペイ
  • 楽天ペイ
  • すかいらーくアプリ

すかいらーくアプリを利用するとクレジットカードによる決済ができます。

さらにすかいらーくアプリを経由すると、楽天ポイント、Vポイント、dポイントのいずれか一つとすかいらーくポイントをダブルで貰うことができます。

実際に使ってみました。タブレットの画面上でテーブル決済を選ぶとどの決済サービスを使うかを選ぶことができます。今回はすかいらーくアプリで決済しました。

すかいらーくアプリには楽天ペイをすでに連携していたので、楽天ペイで支払いができるのだろうと勝手に考えていたのですが、なぜか楽天ポイントとの連携が解除されていて、連携をしなおすことから必要になりました。

さらに楽天ポイントとの連携が終わったあとで気がついたのですが、楽天ペイを使った支払いはできないようです。クレジットカードを使う必要がありそうだったので、財布からクレジットカードを出して番号や有効期限などの情報を入れていきました。

これで規約などを確認すれば、すかいらーくアプリでの決済が可能になりました。決済が終わるとタブレットはこのような表示になります。

かなり目立つ表示ですので、近くのお客さんや店員さんから見ると、「このお客さんは会計済み」と認識してもらえることになりそうです。

さらに、レジの方へと歩いていくと、店員さんがレジに出てきて、「どうもありがとうございました」と声をかけてくれました。レジ近くにいる店員さんにも会計済みの連絡が行く仕組みになっているようです。これならば食い逃げに間違われる心配はなさそうなので安心しました。

テーブル決済のシステムとしては、まだ洗練していく必要はあるように思いましたが、これからは徐々に主流になっていくのではないでしょうか。

受付、オーダー、配膳、会計までもが人手を介さずにできるようなったことは、これから日本で進行する人手不足問題に対しては大きな切り札になるのではないかと思いました。

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