中井貴一さん主演の「夢の扉 特別編20年後の君へ」を鑑賞

2012年7月1日に放送された夢の扉 特別編「20年後の君へ」というドラマを見ました。商社で海外のインフラビジネスをするサラリーマンの雄一郎(中井貴一)が出張でバングラデッシュに行ったときに、本来であればワシントンに留学しているはずの娘の麻理子と偶然会います。麻理子はバングラディッシュの人たちを豊かにするために何かをしたいと夢を話しますが雄一郎は反対します。

雄一郎は日本に帰国したあとに妻から長男の大地も経済産業省を辞めていることや、雄一郎との離婚を切り出されました。雄一郎は商社で役員に昇進しますが、健康診断の結果を見ると肺に影があることが分かり、再検査の結果、肺に癌があり他の臓器にも転移していることを告げられました。手術はすでに難しい状況で余命は長くても1年と告げられました。

雄一郎は会社を辞めて、今後の時間を使って家族の夢を応援することを決めました。

忽那汐里が演じる麻理子はマザーハウスの山口絵理子さんがモデルになっています。

大地が勤める造園会社はキッコウ・ジャパンがモデルになっています。

妻の佳乃が手伝っているのは農事組合法人の和郷園です。

これらの団体はTBSで2004年10月から放送されたドキュメンタリー番組の夢の扉で取り上げられたところです。

エンディングテーマ曲は桑田佳祐さんの「愛しい人へ捧ぐ歌」です。新しいことに挑戦した3人が全員成功するというのは少し出来すぎているようにも思えましたが、新しいことに挑戦することの大切さを考えさせられる作品でした。

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