バカリズム脚本のドラマ「ホットスポット」が面白い

4.5

2025年1月12日(日)にバカリズム脚本のドラマ「ホットスポット」の第一話が放送されました。バカリズムと言えば、ドラマ「ブラッシュアップライフ」がとても面白かったので、今回もとても期待をして観ました。

今回の作品のテーマは「SF史上かつてない小スペクタクルで贈る地元系エイリアン・ヒューマン・コメディ」、これを見ただけで、かなりバカバカしい、面白そうな作品だと想像できます。

ホットスポット

しかも、主演は市川実日子さん、今まで本当に様々な映画やドラマで実績を積んできて、今回は初めてのテレビドラマ主演作品となります。

今回のホットスポットは富士吉田市や富士河口湖町、都留市などが舞台になっています。こちらの富士みちにある昭和レトロな商店街を主人公の遠藤清美(市川実日子さん)が自転車で駆け抜けるシーンが印象的です。

富士吉田商店街 昭和レトロ 富士山

しかし、富士山駅近くの金鳥居からこの昭和レトロな商店街を抜けて、河口湖大橋を渡り、精進湖の精進マウントホテルまで自転車で行くのはたいへんな距離です。地図で調べたら20Km離れていて、クルマでも30分かかる行程です。

ドラマはホテルのフロントでの職員同士の会話が前半は多いです。どうでも良いような話しなのですが、この会話の中にも伏線があるかもしれないので聞き逃せません。常連のお客さんの場合は「いつもありがとうございます」と言うけれども、女性連れのお客さんには言ってはいけないなど、小ネタが随所に散りばめられています。クスッと笑ってしまうような不思議な作品です。

また、清美がホテルからの帰り道、スーパーで買い物をしたあと、神社の横の道路でクルマに跳ねられるシーンは、まるでブラッシュアップライフで人生をやり直す前のシーンそっくりの演出でした。

ここでいきなり注目されるのが高橋さんです。絶対に人には言うなと注意しつつ自分は宇宙人だと言い始めます。しかし、清美は親友2人に話してしまい、親友2人はその宇宙人の能力を見たいと言い始めてしまいます。

そこで、高橋さんと清美、親友2人はジョナサンに集合して、宇宙人の能力を確認します。

ここでロケに使われていたのはジョナサン三鷹井口店でした。

この宇宙人と自称する高橋さん、どこから見てもただの猫背のおじさんです。宇宙人は骨格の作りが違うんだなどと言っているのもバカバカしさを感じていいです。バカリズムさんのセンスが光る人選だと思います。

第2話以降も視聴が確定した今期の作品、第一号です。

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