U-NEXTでクリスマスの約束2001を今回始めてみました。クリスマスの約束の記念すべき第一回目の放送です。この初回には「きっと君はこない」というサブタイトルが付いています。クリスマスイブの歌詞からでしょうか。なんとなく、ゲストが来なかったことを予感させるタイトルです。
言葉にできない
ナレーションは斉藤由貴さん
この日のこと
ナレーションは斉藤由貴さん、小田さんは手紙を書くことから始めたこと、犬猿の仲と言われたあの人も含めて無数の曲の中から7曲を選んで手紙を出したことが紹介されました。手紙を出したのはこちらの7人です。
- SMAP
- 福山雅治
- 桑田佳祐
- 松任谷由実
- 宇多田ヒカル
- 桜井和寿
- 山下達郎
そして、数十年も会っていないあの人からも返事が返ってきたことが紹介されます。しかし残念ながら「いかんせんテレビの番組に出たことがない」という理由で断られてしまいました。山下達郎さんです。
クリスマスイブ
ここでまた、斉藤由貴さんのナレーションです。7通の手紙、何人が一緒に歌ってくれるのかと雰囲気を盛り上げます。
オープニング
ライブ会場に戻り小田和正さんの姿があります。ここで小田さんから重大発表です。
結論から言いましょう。今日は誰も来ません。
夜空のムコウ
小田和正さんのインタビューシーンになりました。この放送をして後悔するようなことはありませんか?という番組スタッフの言葉にこのように答えます。
どんなにこけようともこんなことができて有り難かったなと想える日になると思う
またライブ会場になり、小田和正さんのMCで次の曲の紹介です。
役者が歌を歌うことには偏見がある。でも彼が歌う曲を聴いてみると良いのですよ。
桜坂
そしてまた、次の曲を紹介するための小田和正さんのMCです。
この人の歴史をたどってみると彼の音楽の世界というのがはなからデビューの頃から完成されていた気がします。そのユニークなハチャメチャな歌詞に惑わされてなんとなく接しているでしょう。十何年か前電話がかかってきて、自分が出ている映画が試写されるので観に来てくれと言われて、彼の作った映画を見た。僕は映画を作る作ると言って全然作っていなかったけれども急に作った。
ここまで聞いて、北野たけしのことを言っているのかな?、でも歌わないよな?などと考えていると、サザンオールスターズの勝手にシンドバッドが演奏されました。
勝手にシンドバッド
続いて斉藤由貴さんのナレーションです。
番組作りが始まったのは夏の初め、いつもよりもずっとずっと熱い夏だったのに、小田和正さんと番組スタッフの出会いは凍りつくような雰囲気でした。小田さんの視線は突き刺すような厳しいものでした。具体的な話には進む気配すらありませんでした。ら
ライブ会場に戻り、桑田佳祐はやっぱり歌うまいよという小田和正さんのMCに
小田和正 MC
桑田佳祐は歌うまいよ。
真夏の果実
この人は僕ら、僕らというのはオフコースのことなんですけど、レコード会社が同じだった、東芝EMI、同じレコード会社にいると試聴版というのをくれて、初めてもらって聴きましたけど、たぶん僕の人生の中でこの形容詞を使うのは初めてじゃないかなと、とにかく彼女のアルバムを聴いたとき、瑞々しいという言葉がぴったりだったんですよね。キラキラ輝いて。当時、名古屋を制するものは全国を制する、札幌も言われていたような気がしますけど、あるとき名古屋でコンサートをしたときに彼女は観客が入り切らずに2回に分けてやった。
ひこうき雲
「続いていた。ゆらゆら」のところで突然ストップ。歌詞を忘れてしまったようです。「よし任せなさい」の言葉とともに最初からひこうき雲を演奏します。
ここでまた、小田和正さんへのインタビューです。
最後の締めの段階に入っていることもあって、もっとみんなでやるべきだったんじゃないかと、そこで生まれるものがまたいっぱいあるんじゃないかと、とっても思うからこんなこともやるようになったわけで、何があってもどんな小さなことでもやろうと思うわけ。
ここでライブ会場に画面が変わって小田和正さんのトークタイムになりました。
松山千春さんの話しになりました。千春はとても気が小さい人間だからあんなに突っ張るんですよという内容でした。
続いて次の曲の紹介へと移ります。
手紙を書かなかったし誘っていないんで、だから来ないのですけど。この曲は初めて室蘭で聴いたので、この曲を聞くと室蘭の街を思い出します。
春夏秋冬
泉谷は僕の映画にもノーギャルで出てくれて、いいやつですよ。昔、ろくにMCができなくて、今だってろくなMCができてないけど。
次の曲も7曲の勘定に入っていません。オフコースからちょっと離れた感じで出来上がった。
さよなら
斉藤由貴さんが「秋が深まるころ、ついに、良い知らせが一つも届きませんでした。」とナレーションしたあとに小田和正さんと番組スタッフの打ち合わせシーンになります。小田和正さんからはこんな話が出ます。
ビッグな人は出なくなる、それは俺たちもやってきたことだけど、それは日本の文化全体って言うかさぁ、日本の国全体に全部おしのべて言えることじゃない。この番組のね、一番のテーマは誰も出てくれなかったという、それが一番のドラマだと思うね。
それに対して番組スタッフがこんな意見をします。
それでは番組にならないです。出ない出ない出ないと思っていて最後にゲストが出る、番組作りとしてはほしいと思うんですよね。
ここでライブ会場が映し出されて小田和正さんのMCです。
歌を歌い続けるということはレコードを出し続けるということになるんですが、オリコンって知ってますか、別に知りたくもないのですが、あなたは何位ですと教えてくれるんですよ。僕は数字とか嫌いなほうではないので、戦うのが好きなので、土俵に上がっている以上は頑張っていきたいと思っているのですけど、300万400万はおろか、500万、700万と言われると、すんませんっていう感じがねしてくるわけですけど、やっぱり、そういう人たちとも戦わなければいけない。800万っていう人もいるんですよ。その人の曲を取り上げて練習したのですけど、もう難しくて、どういうメロディーなのこれっていう、もうおじさん下りるよっていう、そんな俺の時代は終わったなとか、冗談ですよ、で練習して、よくこんな詩をこの年で書くよなと。パパさんに手紙を出して返事が来ました。
AUTOMATIC
全部断られたわけですけど、このバンドはですね、デビューしたときから、なんか格好が良くて、格好いいなと思って、冷めてるっていうのか、クールで、でも底の浅いやつがクールをやってると軽薄なだけなんですけど、こいつらはなかなか格好良くてですね、いいなと想ってずっと見てましたけど、既成のものをぶっ壊して前に進んでいくというのが若い連中のある一つの正しいあり方、それがこいつらは、そういう奴らだなと、この意思をもって頑張ってやっていけばずっと残っていくと思います。
Tomorrow Never Knows
また、小田和正さんと番組スタッフの打ち合わせシーンです。舞台のセットに関して話しています。スタッフ側が提案したのはテレビ的に映える白です。しかし、模型の段階で消えました。
小田和正さんからはこんな言葉があります。
俺は演奏の方で何とかするから、お前らはなんか置かないことで作ってくれよという、気持ちは分かるんだけど、いらないね。
ライブ会場に画面が戻り、小田和正さんのMCです。
もう六曲終わりました。でもね、一生懸命練習してきて、もう終わっちゃうんだなという寂しさがある、自分の曲はこんなに練習したことねぇもん。でも本番はなかなかうまく歌えねぇな。クソー。また精進していかないと。みんなもアイツのことは絶対嫌いだという奴がいると思いますけど、僕は我儘だから一杯いますよ、若い頃はみんな嫌いだったんじゃないか、たいてい僕の場合は会うと、いい奴じゃんこいつってなっちゃうんですけど、ハウンド・ドッグの大友とか、玉置とか徳永とか、大嫌いだったんだけど、会ったらみんないい奴ですよ。あることがありましてね、その昔、それ以来2人は犬猿の仲と言われています。今回手紙を書きました。きっと無理に決まっていると思いつつ、すると彼からとっても素敵な手紙が届きました。
前略、小田和正様。ご丁寧な直筆のお手紙をいただき、ありがとう御座いました。で始まる手紙です。
山下達郎さんからの手紙でした。この手紙を貰ったというだけで、僕の中でこの番組をやった価値があると思いました。
クリスマスイブ
東京ベイNKホールの下見でスタッフと小田和正さんの気持ちが一つになってきました。
そして、番組スタッフと小田和正さんの打ち合わせシーンです。番組スタッフも誰も出てもらわなくても全然いいのではないかと思うと発言して、小田和正さんもこれでとても僕も気持ちが楽になったと話しています。
また、ライブ会場のシーンとなり、小田和正さんのMCです。
自分の曲も少しやらないと、もう少し付き合ってください。
YES-NO
間髪を入れずに次の曲になります。
ラブ・ストーリーは突然に
見てる側にどうやって演出して伝えられるかじゃない。出てこない人を傷つけないでみんな本当に出てこれたらいいねっていうためにこの人たちはとっても嬉しかったわけ
11月25日にスタジオにアーチストが集まったところが紹介されました。
- 大友康平
- Kiroro
- 財津和夫
- 岡本真夜
- ASKA
君住む街へ
あわせてバンド紹介が行われました。
先ほど収録シーンが紹介された合唱がここで紹介されました。
この日のこと
ここでエンディングとなります。
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