小田和正さんは小岩井農場に行ったのでしょうか、岩手県滝沢村(現在は滝沢市)の小岩井駅から電車で盛岡駅へ向かおうとしている場面からです。電車から降りてきた小学生の軍団の一人にまじまじと小田さんは見られて、クリスマスの約束の人だと気づかれます。子どもたちは大喜びで親が待つ駅前広場へと走っていきます。
2019年版のナレーションは松たか子さんでした。
最初に出演者全員はきよしこの夜を歌います。
- きよしこの夜
- What a Wonderful World
続いて、委員会バンド(根本要さん、大橋卓弥さん、常田真太郎さん、水野良樹さん、小田和正さん)で歌います。
- 心の旅
メンバーによる掛け合いに続いて、ふきのとうの白い冬を歌います。
- 白い冬
久しぶりに書いてみない?と提案して誕生した曲です。メロディはほぼ1日で出来て、小田さんの突っ込みもあって歌詞はずいぶん時間がかかったことを紹介していました。
- 愛を何度も
KANさんが派手ないでたちで舞台に登場です。
- 愛は勝つ (KANさんはピアノを弾きながらのソロ)
KANさんが気持ちよく歌っている途中、小田さんに打ち切られてしまいます。
- 星屑の帰り道 (KANさんはピアノ、小田さんはギター)
続いて、NHKのドキュメント72時間のエンディング「川べりの家」で有名な松崎ナオさんが登場します。松崎ナオさんのお父さんは音楽事務所をやっていて、オフコースのほか、サディスティックミカバンド、加藤和彦さん、かぐや姫がいた可能性のある事務所だった。しかしお父さんは音楽事務所をしっかりやろうとは思っていなかった。ある日、「小田、何か金儲けをするような話はないか」と話しかけられたことがある。松崎ナオさんの母親はオフコースのファンで何回もオフコースを聴いていて、とても影響を受けているとのこと。
- 誇れるのはただ (松崎さんのピアノ弾き語り。途中まで)
鹿の一族というバンドをやっている。ずっとバンドをやりたかったけれども、もうソロはいいかなと、バンドを始めようとバンド名を考えていた時にやたら鹿が出てきて、鹿の一族という名前を付けた。
- 川べりの家 (松崎ナオさんと小田和正さん)
ステージの上には和田唱さんと小田和正さんの二人になります。和田唱さんがなんで古い曲を知っているのかという質問に対して、和田さんはお父さんとよく映画に行った思い出を語ります。
ここからは映画テーマ曲のメドレーです。
- The Way We Were 1973年 追憶
- Cheek to Cheek 1935年 トップ・ハット
- Oh ! Pretty Woman 1990年 プリティー・ウーマン
- The Windmills of Your Mind 1968年 華麗なる賭け
- Ghostbusters 1984年 ゴーストバスターズ
- Let It Go 2013年 アナと雪の女王
- The Great Escape March 1963年 大脱走
- Over the Rainbo 1939年 オズの魔法使い
続いて、JUJUの登場です。小田さんに今年はどんな年だったと聞かれて、ツアーのことに触れて、今年は呼ばれるのか呼ばれないのかと一抹の不安をいただきながら8月、9月と一抹の不安をいだきながら過ごしたのだけれども、呼んでいただけてまた楽しく終われそうで良かったと話していました。人前で歌うのは最初はとても怖かったのだそうです。
- Will you love me tomorrow (ギター:小田和正さん,ボーカル:JUJU,コーラス:矢井田瞳さん、熊木杏里さん)
風のように歌が流れていたのときと同じようにコーラスに矢井田瞳さんと熊木杏里さんに参加いただきました。矢井田瞳さんはデビュー20周年、矢井田瞳さんと恋バスを作ってから12年。来年も矢井田瞳さんはツアーを精力的に実施するとのこと。熊木杏里さんは今年も中国に行って、だんだん中国の空気感に慣れてきた。中国の人が自然に日本語で歌ってくれてとても嬉しかった。熊木さんはこのとき感極まったけれども、お客さんの前では泣かないようにぐっとこらえた。これに対して小田さんは、僕なんかいっつも泣いてばっかりで何か否定されたような気がすると突っ込みを入れていました。
続いて明治安田生命のCMで有名な小田さんの「今日もどこかで」です。コーラスは矢井田瞳さんと熊木杏里さんでした。
- 今日もどこかで
清水翔太さんが登場します。
小田さんは、8月頃でしたかネットで翔太が「この日のこと」を歌っているのを観ましたと紹介しします。そういえばクリスマスの約束はこの曲で始まったのだということを思い出した。あの歌をクリ約で歌ったのは10年前、当時デビュー1年目とかだったので、いきなり右も左も判らない中でこの番組に呼んでいただいて、毎日練習をする中で、この日のことが凄い心に刺さって、また小田さんに会えるようにとか、それが今の活動を支えてもらっているような気がして、とても大切な曲です。2009年のクリスマスの約束で大メドレーが披露されたときが最初の出会い。当時、清水さんは最年少の20才、人生の中で一番練習したのではないかと思うと回顧。この日のことは第一回目のクリスマスの約束のときに小田さんが作ったテーマソングです。
- この日のこと (清水翔太さん、小田和正さん コーラスは全員)
松たか子さんのナレーション、小田さん達による心に染み入る曲、やっぱりクリスマスの夜が一番似合います。なぜかナレーションのBGMはドラマ「恋のチカラ」でかかっていた曲でした。最後に小田さんのインタビューで一番若い翔太が歌ってくれたんだからねと語って番組は終わりました。
ということで、今回僕的に一番刺さったのは松崎ナオさん。番組を見終わってすぐ、公式サイトを探してディスコグラフィーやライブスケジュールをチェックしたほど。ちょっとヤバいな、この人。
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