そろそろ発売されるのではないかという報道が増えているiPhoneSEの第四世代(開発コード:V59)ですが、Bloombergが数日中に発表、今月中にも発売されるという一歩踏み込んだ報道をしました。Apple社が新機種の発表イベントを開催しない場合は発表される機種は新型iPhoneSEのみになるだろうともしています。
最新機種は2022年3月に発売された従来のiPhoneSEとは異なり、FaceIDが搭載されてiPhone14に似たデザインになると言われています。充電ポートはUSB-Cとなって、今までのLightning端子の周辺機器は使えなくなる見込みです。
CPUにはiPhone16シリーズに搭載されている3nmプロセスで製造されたA18チップを搭載して、パーソナルAIのApple Intelligenceにも対応すると言われています。安価版のiPhoneSEに無理をしてiPhone16と同じCPUを搭載する必要はないと思うのですが、Apple Intelligenceをいち早く普及させたいのであれば、確かに納得できる面はあります。
今までのiPhoneSEよりは画面サイズが大きくなって、6.1インチのOLEDディスプレイ採用、8GBのRAMを搭載すると想定されています。従来の4GBから8GBのRAM採用というのは大きな飛躍となりますが、これもApple Intelligenceを円滑に動作させるためなのでしょう。
また、これが性能向上や原価低減に寄与するのか否かは分かりませんが、モバイル通信用のモデムを従来のQualcomm社製から自社製造のものに置き換えることも報じられています。
カメラは1200万画素の単一レンズでこれが上位機種との大きな差別化要素となりそうです。
なお、新機種の名前はiPhoneSEでは無く、iPhone16Eになるという予測もあります。確かに従来のiPhoneSEと比較すると値段が上がってしまう可能性が高いので、あえて名前を変える可能性も考えられます。その場合はiPhoneSE第3世代も併売することになるのでしょう。
まもなく、Appleから正式な発表があると思いますので、楽しみに待ちたいと思います。
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