米マイクロソフト社がSkypeを2025年5月に終了しTeamsに集約することを発表

インスタントメッセージングおよび音声/ビデオ通話サービスのSkypeを2025年5月に終了することを米マイクロソフトが発表しました。現在、Skypeを利用している利用者は無料版のMicrosoft Teamsに移行されて今まで使っていたアカウントでTeamsにログインできるようになります。

TeamsではSkypeが提供していた機能とほぼ同等の機能が提供されているほか、会議の開催や予定表の管理、ファイルの共有などの機能が使えるようになります。

Skypeは2003年に無料のIP電話サービスとして始まりました。その後、2005年には米国のeBayが買収、このときの利用者数は5400万人でした。eBay配下で利用者数は4億人に増えましたが、2011年にはマイクロソフトがSkypeを買収しました。マイクロソフトは2013年にSkypeをWindowsの標準搭載アプリにしています。

私自身はSkypeのサービスが日本でも利用できるようになったときに一時期使っていましたが、インターネットを通じたコミュニケーション手段が多様化されると、あえてSkypeを利用する必要もなくなったので、ほとんど使っていませんでした。

現時点ではオンライン会議システムのZoomやマイクロソフトのTeamsが手軽に使えるようになったので、こちらに移行した人も多いのではないかと思います。逆に世代の若い世代はSkypeという存在を知らないのではないかと思います。

マイクロソフトとしてSkypeのサービスをTeamsに集約して開発資源を集中させることは自然な流れだったのかもしれません。

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