山梨県の富士浅田市という架空の町を舞台にしたドラマ「ホットスポット」が先日の日曜日に最終回を迎えました。本来であれば午後10時半に始まるはずなのでテレビの前に陣取っていたのですが、なぜか始まる気配がありません。

Xで情報を確認してみると、野球中継の延長で、ホットスポットは1時間遅れて放送が始まるようです。いったい最終回をなんだと思っているのでしょう。TVerでの配信は定刻通りに始まっていないか?と一途の頼みで確認したのですが、テレビと同期して放送開始は1時間遅れで合わされていました。
午後11時30分に始まるということは、終わるのは午前0時30分です。翌日は出勤のために早起きしなければいけなかったので、リアルタイムで視聴することは諦めて、そのまま寝ました。結局、ホットスポットの最終回を観ることができたのは翌日です。

高橋さんはオーナーの事務所で書類を探していたところを防犯会社とオーナー自身、そして電力会社の駆けつけで万事休すかと思わせますが、屋上から大ジャンプをして建物から逃げました。満月を背景に手足をバタバタさせながら高橋さんがジャンプしている姿の描写はさすがバカリズムと言わざるを得ません。

残念ながら書類を持ち出すことはできませんでしたが、富士浅田市長とオーナーの電話の会話内容を高橋さんは盗み聞きして、お金の受け渡し場所と時間を能力を使って思い出すことに成功します。その場所に時間前に行ったところ、市長のクルマにオーナーが乗り込んでお金の受け渡しがされている状況のまま、クルマの電源系統を停止して、さらに前扉から出られないようにガムテープで高橋さんはクルマをグルグル巻きにしてしまいました。そのタイミングで警察が到着、役所の職員の証言や家宅捜索で賄賂を裏付ける書類が見つかり、市長とオーナーは逮捕されます。
これにより、ホテルの売却は行われなくなり、富士浅田市の将来の不安はなくなりました。その後、さらなる種明かしがいくつかあって、30年後のホテルの様子が描かれエンディングへと向かっていきます。ブラッシュアップライフにも通じる、ホンワカとしたエンディングでとても良かったです。
まさか遠藤清美の娘が宇宙人の血縁だったとは思いませんでした。実はホットスポットの第一話冒頭でレイクサイド浅ノ湖の温泉水を使った化粧水が大写しになっていたのでここで伏線がありました。

ぜひ続編を作ってほしいところですが、さまざまな伏線がすでに回収されてしまっているので、続編は難しいかもしれません。
また、バカリズム脚本の新たなドラマシリーズが始まることを楽しみに待ちたいと思います。
ミュージアム都留で行われている「特別ね」展に行って来ました。こちらで紹介しています。
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