楽天SCHDの信託報酬が年率0.192%程度から0.1238%程度へ引き下げが決定

嬉しいニュースが舞い込んできました。2025年5月23日から楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)の運用管理費用が現在の年率0.192%程度から年率0.1238%程度へと引き下げになります。

楽天SCHD信託報酬率引き下げ

また、ファンドの愛称についても、「楽天・SCHD」とすることが合わせて発表されています。今までは、長い名称で分かりにくくて、運用開始当初は投資信託を「SCHD」で検索しても見つからないといったこともありました。(現在は「SCHD」で検索すると引っ掛かります)

投資系YouTuberなどは、みんな「楽天SCHD」と呼んでいましたので、これで世間が使っている愛称と本当の愛称が一致することになります。

楽天SCHDは米国の「Schwab US Dividend Equity ETF」という米国の配当利回りの高い100銘柄で構成された指数である「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」への連動を目指したファンドです。配当による収益と中長期的な値上がりをめざしつつ、幅広い業種の米国高配当株式100銘柄程度に分散投資できるのが特徴です。日本からは米国のSCHDに投資することができなかったのですが、楽天証券が日本の投資信託として取り扱ってくれたことで、投資ができるようになりました。

しかし、楽天がSCHDを取り扱いはじめてからまもなく、SBI証券もSCHDの取扱を始めました。しかも、SBI証券は楽天よりも信託報酬率が少なく、0.1238%程度としていました。当初、楽天SCHDの発売が開始されたあとはかなりの申し込みがあったのですが、SBI・SCHDの発売が決まったら楽天証券の方は伸びが鈍化してしまいました。今回は、楽天もSBIと同じ水準の信託報酬率に改定したことになります。楽天証券を信じて投資を続けていた人にとっては嬉しいニュースとなりました。

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