BS松竹東急が放送を2025年6月30日深夜0時に終了することを発表しました。主要株主の松竹グループがBS放送事業からの撤退方針を決めたことによる決定です。7月以降は現在未定で今後については改めて案内するとしています。
BS松竹東急自体は放送を観たことはありません。しかし、BS松竹東急が作成したドラマはAmazonプライムビデオで配信されているので、こちらは観たことがあります。その中でも一番良かったのは「カメラ、はじめてもいいですか」というドラマです。原作は「ヤマノススメ」が有名なシロさんの作品です。
このような、ドラマを作ってくれる放送局が撤退するのは、とても残念なことです。
BS松竹東急は2022年3月26日から放送を開始したばかりで、まだ3年足らずで放送を終了することになってしまいました。今まで、BS松竹東急は有料放送なのばかりと思っていましたが、調べてみると、完全無料放送だったのだそうです。映画、歌舞伎・舞台などの伝統芸能、オリジナルドラマの3ジャンルがメインです。
なぜ、知名度が低いのかというと、リモコンのチャンネルボタン、1から12を一回押してもBS松竹東急が映らないためです。BS松竹東急を見るためにはチャンネル番号260を指定するか電子番組表から番組を選ぶ必要があります。何か面白い番組があるかな?と調べるときは、リモコンの番号キーを押していってザッピングするので、その中で見つけることが出来ないのはとても不利だと思います。
BS松竹東急では未使用のチェンネルボタン「2」に割り当てるように案内していたようですが、なかなか自分で設定する人もいなかったのではないでしょうか。例えば、SONYのリモコンで2chにBS松竹東急を割り当てる方法はこちらのように図解で紹介されていました。

SHARP、Panasonic、東芝、ハイセンスについても同様に判りやすく周知されています。
私自身、無料放送だったということを知らずに、SONYのレコーダーと連動するための「Video & TV SideView」アプリにすらチャンネル登録ができていませんでした。
視聴率が上がらないと広告主の獲得にも苦戦したことが想像できます。報道によれば、広告収入が上がらなかったことが今回の判断につながったとされています。
コメント