通勤時間帯に東京メトロ東西線を利用しようと駅で待っていると、「東西線多客のため遅れ」という構内アナウンスが流れていました。4月になるとフレッシュな新入社員や新たな職場に赴任した人が新たな路線で通勤に参戦するのと、遅れてはならないので少しだけ余裕をもって早めの電車にお客さんが集中するので、一定時間帯の電車にお客さんが集中しがちになります。
お客さんが増えると乗り降りに時間がかかるほか、電車の扉を閉めるときも物が挟まって完全に閉まらず、何度か開け締めをしているうちに遅れが拡大していってしまいます。
また、この日は残念ながらの雨模様で傘などの荷物も多かった上に、寒くてコートを着ている人も多かったので、さらに遅れに拍車をかけてしまったのでしょう。
今の電車は各線区と相互乗り入れをしているので、遅れは一つの路線にとどまりません。次々に各線区に遅れが伝搬していきます。遅れの伝搬を少しでも食い止めるために、直通運転を中止する場合もありますが、この判断をする頃には遅れが伝搬してしまっているので回復には時間がかかります。
また、遅れが発生すると、先を走る電車の影響で近づきすぎると止まったり徐行しながら走るので、ある駅からある駅までの所要時間が増えてしまいます。所要時間が増えると一定時間でさばけるお客さんの数が減ってしまうので、さらに混雑してしまい遅れが増大するという悪循環が発生します。
NHKの100カメという番組で朝の通勤時間帯の東京メトロの列車運転指令室の様子を特集していましたが、遅れが発生すると、まさに戦場のような忙しさになっていました。午前7時半から8時までが最も注意すべき時間帯だと説明していました。鉄道会社では少しでも遅れが拡大しないように、折り返し駅に乗務員を先に配置して、折り返しにかかる時間を短縮したり、後ろの電車との間隔が開いてしまった電車は駅で時間調整するなど、遅延の回復、混雑の平準化をするための対策を打ちますが、やはり回復には時間がかかります。
この傾向、日にちの経過とともに徐々に落ち着いてきます。きっと、それぞれの人が通勤に慣れていって、次第に乗車する電車が分散するためなのだと思います。早く、落ち着いてくれることを願うばかりです。
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